改善症例

ステロイド皮膚炎 自己治療を開始した時の状態 浜松市

2023年06月05日

ここでは私自身の病気改善の続きを載せています。

前回は、最初は少し出ていただけの症状がステロイドを使い続けていく内に広がって行ったことや、甲田光雄先生の本に出会って実践することでステロイドを断つことができたことを書きました。

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自己治療に取り組み始めた時の状態

当時(2008年31歳)の私の状態は、ステロイドの使用歴は少なくとも28年くらい。

16歳で白内障や網膜剥離になったので、それ以降は自分なりに徐々にクスリを減らしていました。

●主な症状

・アトピー様の症状が、顔、頭、首で、他に腕やお腹にも出ていた。

・虫歯になりやすい(兄弟の中で自分だけ 子どもの頃から)

・冷えを感じていて、足先や手先は夏場でも冷たい(10代から)。

・顔色が紫っぽくて酸欠状態の様に見える(10代から)。

・口内炎が常にある(20代から気になり始めた?)。

・工場で働くと薬品(化学物質)に反応するのかアトピー様の症状が酷くなる(20代以降)。

・太陽に当たると皮膚が水膨れのようになって強い痒みが出る(20代以降)。

●精神状態

・イライラしやすい

・気分の上下が大きい

●食事

・朝は食べる気がしないので昼夜の2食(主食は主に玄米)。

・甘いものよく食べていた。

●運動

・普段から良く動かしている

ステロイドで免疫を抑えると別の病気になる 医原病

こうして振り返ると、徐々に色んな症状が出始めて行ったように思います。

症状の出る範囲も広がっていました。

これらはステロイドを使用し続けてきたことで免疫力が下がったことが原因だと考えられます。

ステロイドは免疫を下げる(血流を止める)ことで、本来起こるべき治癒反応(炎症)を抑えるのです。

そうすると一見症状は無くなるので、治ったかの様に思うのです。

ですが実際は免疫を抑えているだけなので、別の様々な症状が出てくる原因になるのです。

これを「医原病」と言います。

読んで字のごとく、医療が原因の病気ということです。

それが本当の意味で理解できたのは、ステロイドを止めたことでこういった様々な症状が消えて行った実体験をしたからです。

生活習慣の問題は

ですが、アトピー様の症状はクスリだけのせいではなく、私自身にもありました。

・甘いものをよく食べていた

・精神的にイライラしがちだった

こういったこともアトピーの症状に影響していたと思います。

私が取り組む治療としては、ステロイドを止めると共に私自身の「心身の習慣(癖)」を改めることでした。

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