改善症例

脱ステロイドの実際 浜松市

2023年03月20日

ここでは私自身の病気改善の実際をご紹介します。

長い年月がかかっているので、全てのことを文字に出来るわけではありませんが、

こうやってやって行った結果、クスリを止めることできて、良くなったということの

要点を書いて行こうと思います。

皆さんの参考になればと思います。

はじめは本当に小さな症状からだった

私は小さいころから多少のいわゆるアトピーがあったようです。

物心ついた頃に肘関節の内側と膝関節の裏側に湿疹のようなものが出ていたのを覚えています。

今(2023年)から44年ほど前のことですね。

ですが、これも覚えているのですが、全身に症状が出たりと言うことはなく、

本当に部分的に出ていただけだったのです。

そこに父が医師だったこともあり、ステロイド軟膏を塗ってくれていたのです。

当時、ステロイドは塗ったらすぐに症状が消える魔法のクスリとしてもてはやされていたようです。

勿論、私の場合も塗ればその時は良くなります。

ですが、また症状が出てくるので、それに対してまた塗る、と言うことを続けていました。

それがです、時間が経つとともに効き目が悪くなって来て、

ステロイドを塗る場所も増えて行きました。

鼠径部に塗るようになり、中学生に頃は顔全体にも塗るようになっていました。

沢山塗ると顔がてかるので、同級生に「なんで?」って聞かれたこともあります。

そんな感じでステロイドは強いモノを使うようになって行き、

また量も増えて行きました。

中学2年の頃だったと思いますが、手元に持っているステロイドが減って行くと恐くなり

新しいモノが手に入ると落ち着くという、ある意味依存症のようにもなっていましたね。

高校生の頃にはアトピー(と言う名の医原病とも言えるのですが)が酷くなって

手足の関節だけでなく、首・顔・頭などから浸出液が出て、また強い痒みがあり掻くと血が出て、

というお化けのような状態になっていました。

外を歩いていると、小学生たちに「お化けや~!逃げろ!」

って言われたこともあります。

毎日、「死にたい、死にたい」と思うほど辛い時期でしたね。

それでも、どうしたら良いかは分からないし誰も教えてくれません。

この時期は本当にずっと光の見えない暗闇の中を一人でずっと彷徨っているような

状態でした。

16歳の頃に両眼の見え方がおかしくなってきたので病院に行くと、両眼の白内障と片眼の網膜剥離と

言われ、即入院して手術をしました。

精神状態が身体に影響を与える?

この入院した時にビックリする変化があったのです。

実家から離れて入院したことでストレスから解放されたことがあって、

酷かった症状が半分くらいまで良くなったのです。

●親子関係

私は子どもの頃から特に父親とは合わなくて家も嫌な場所だったのですが、

そういったことがかなりの精神的ストレスにもなっていました。

実際に入院した時、本当に気が楽になった体験をしたのを覚えています。

親との関係はその後の自分の人生にも大きく影響を与える要因だと思います。

●自分の心の持ち方

またこれは日常でのことですが、イライラすると痒くなってくるのです。

こういった経験から、自分の精神状態が身体の症状に如何に影響しているかと言うことを

身をもって知ることができました。

そして、いかに自分の心を落ち着けるか、といういことが私自身の人生の課題にもなりました。

●吹っ切る

この時(高校二年生)の入院は二回で合計約1か月と自宅で休んでいて結局2か月ほど

学校には行っていないかったのですが、これを機に元々学校の勉強は好きではなかったので

止めることにしました。

それ以前は成績が良くないことに対して焦りがゼロだったわけではなかったので、

こうして良い意味で(?)開き直れたことも精神上は良かったのかなと思います。

それからは零点をとってもなんとも思わなくなりました。

●自分の人生を歩く

振り返ると、中学時代から学校の先生に兄や弟と比較されることが多くてそれが凄く嫌だったので、

勉強が出来る兄や弟と同じ土俵で生きることは辞めようと思いました。

眼の病気もあって建築士の目標は諦めたことと、また当時音楽に出会っていたので、

自分はそこでやって行こうと決めたことも良かったと思います。

こうした心の変化・決断も病気を良くしていく事に影響していたと思われます。

それではこの続きは次回に書いて行きます。

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4月22日㈯に施術体験会を開催します!

今回は首の症状に関する体験会です。

詳しくはこちらをご覧下さい

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