当院の考え方

心と身体に向き合って、希望の人生を生きよう

当院では、身体の痛み、だるさ、しびれでお悩みの方から、病院では良くならなかった難病患者さんまで、さまざまな症状の方が来院されます。

人には心(目に見えない世界)と身体(見える世界)があります。身体の症状が出ているとき、身体だけでなく、心の問題を同時に抱えている方も数多くいらっしゃいます。その両面からのアプローチで、あなたのお役に立てたらと思います。

心の問題がスッキリしないうちは、身体の症状がなくなってもまた同じ症状を繰り返したり、別の部分に症状が出たりもします。私自身、これらの問題に向き合いながら、「本当に良くなってもらうには?」を真剣に考え、根本治療につながる施術やカウンセリングに取り組んでいます。

自分が悩んできたからこそ、人の痛みが分かる

私は、自分の病気(医原病)の体験が元になって、治療師になりました。そのため、今の医療には疑問を持たざるを得ません。検査や投薬を基本にした医療では、 患者さんは投薬に依存する方が多く、自分で考えることが少ないように思います。

医療のほかに、食べ物の問題(農薬・化学肥料・添加物)や、生活習慣の問題(運動不足・睡眠時間など)が重なる現代では、身体の不調を解決するには、その人に応じたオーダーメイドな対応が必要になってきます。

心が身体に影響を与える

私はこの道を志してから10年の間に、身体に驚くほどいい影響が出た患者さんを見て来た経験があります。そのときに確信したのは、やはり身体と心の問題はつながっているということです。

振り返れば、私自身が病気をしていた頃も、イライラしたり怒っていたりして心が不安定なときほど、症状が悪化していたものです。私自身、心の癖で苦しんで来た経験があり、いかに自分の心を落ち着けるかを課題にして来ました。自分の心の癖が見えてきてから、ずいぶん楽に生きられるようになりました。

こうして、私自身の体験と、患者さんの好転を見てきた経験から、今のカタチが出来てきました。それを必要とされてる方にお伝えできたらと思います。

血液の汚れが万病の元

血のめぐりが悪くなり、体に栄養素がうまくめぐらない状態を「瘀血(おけつ)」と言います。私は、この「血液の汚れ」が病気の元だと考えています。

それではなぜ、血液が汚れるのでしょうか?

大きな原因のひとつは、食べ過ぎや添加物など化学物質が腸内環境が悪化し、腸で作られる血液の質が悪くなること。もうひとつは、怒りや不安などの緊張状態で、自律神経が交感神経にかたより過ぎて血管を収縮させ、血流が悪くなるからです。

つまり、すこやかに過ごすには、食べ物や食べ方に気を付けて(身体)、自律神経を整えて(心)、血液の質と流れを良くすることが、病気を治す上で重要な事になるのです。

身体に対するアプローチ「血液循環療法」

当院では、身体の方から血液の質と流れを良くするアプローチを取り入れています。

この血液循環療法は、明治時代に小山善太郎先生がご自身の病気体験を元に考案されました。私は、3代目・大杉幸毅先生に師事して技を修得しました。現代では知る人が少なくなった民間療法ですが、今でも受け継いだ方々が全国で日々、患者様の施術にあたっています。

身体のよくある症状で「肩こり」がありますが、実は肩こりだけでなく、身体中のいたる所にコリはできるのです。それをシコリ(筋硬結)と言います。筋肉や軟部組織が硬くなっているのです。

こうしたシコリ(筋硬結)が血流障害を起こし、神経を圧迫して、痛みや痺れなどの症状や慢性疾患の原因となるのです。慢性的な緊張が、首の痛み、腰痛、股関節痛などを引き起こし、そして内臓も硬くなります。また、お腹を走る身体で一番太い血管(腹大動脈)も硬くなります。

なので、血流障害を起こしているシコリを緩め、血流を良くしてやると、痛みや痺れが良くなり、また慢性疾患も良くなることがあるのです。もちろん、生活習慣全般の見直しは必須です。理屈としては非常にシンプルですが、身体に触れ、ひとつひとつ丁寧にシコリを見極めていくことで、身体を緩めていきます。

こんな症状にお困りの方へ

・頭の症状(片頭痛、筋緊張性頭痛など)
・眼の症状(眼精疲労、飛蚊症、緑内障、白内障など)
・耳の症状(耳鳴り、難聴、メニエール、めまいなど)
・鼻の症状(副鼻腔炎〈蓄膿症〉など)
・首の症状(首の痛み・痺れ、頚椎症、頸椎ヘルニア、むちうちなど)
・肩の症状(肩こり、五十肩など)
・腕や手の症状(腕や指の痛み・痺れ、肘の痛み、テニス肘、野球肘、腱鞘炎など)
・胸の症状(肋間神経痛、胸の痛みなど)
・背中の症状(背中の痛みなど)
・腰の症状(腰痛、ぎっくり腰、腰椎ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など)
・臀部の症状(臀部の痛み、坐骨神経痛など)
・足の症状(股関節痛、膝痛、こむら返り、脛の痛み、捻挫、足底筋膜炎など)
・婦人科系(生理痛、不妊症、子宮筋腫など)
・内科系(アトピー性皮膚炎、リウマチ〈初期〉、高血圧症、糖尿病、慢性疲労症候群、がん、心臓病など)

対応可能な疾患・症状です。年齢、病歴、体質、患者様の普段の取り組みも大きく影響して来るので、「絶対に良くなる!」とは言い切りません。良くなるとしても、ペースはそれぞれです。可能性が無いわけはありません。希望を持って、努力いたします。

このようなタイプの方に特に向いています

・身体の症状だけでなく、悩んでいることや話をしっかり聞いて欲しい方
・二人三脚でいっしょに、話し合いながら身体を整えていきたい方
・症状が改善してからも予防として継続的に通いたい方

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