ここでは20数年間使っていたステロイドをどのようにして止めることができたのか。またその過程について載せています。
今回は私が取り組んだ内容について書いて行きます。
病気を治すために取り組んだこと
以下が始めた当初の取り組んだことです。
・治療になるべく専念するために仕事は減らす
・朝食抜きの1日2食、断食、生野菜食
・なるべく添加物の入っていない自然の調味料
・甘いものは控える
・無農薬のお米や野菜
・水に気を付ける
・血流を良くする、皮膚を鍛える、自律神経を整える、四肢のバランスを整える(西式健康法)
他に、
・温熱療法で身体を温める
何の知識もなかった私は甲田光雄先生の「西式甲田療法」を中心に行い、後に自分なりに付け加えて行ったりしました。
「出す」ことの重要性
甲田光雄先生の治療法して行く上で大きな学びとなったことは、出すことの重要性でした。
現代医学が常識になっている現在は「栄養を摂る」ことばかり考えますし、メディアでも同じように摂る(入れる)ことばかりを言っています。
ですが、入れる前に身体に溜まった「毒を出す」という考えとその為の方法を、この時初めて知ったのです。
(甲田先生は心の宿便。要するに心の毒についても言われていました)
そして出すための方法が、1日2食の少食や生野菜食、断食というものでした。
毒が出始める 好転反応
私は思い切って3日断食をやってみたのですが、そうすると甲田光雄先生の言われていたとおりにアトピー様の症状が強く出てきたのです。
皮膚が赤くなってボロボロになり、痒みが強く出てきました。
その後、生野菜食をした時も同じように反応が強く出ました。
そして基本の1日2食に戻すとこういった反応は小さくなるのです。
これだけ身体は食べ物の量や質に影響を受けているということです。
これらが甲田先生の言われる身体の毒を出すための反応と言われるモノだということが、体験を通して理解できました。
東洋医学では好転反応や瞑眩(めんげん)と言ったりしますね。
何故「好転反応」が出るのか?
それでは何故こういった反応が出るのか?ついて説明します。
少食(朝食抜き、腹八分)や断食をすると空腹時間ができます。
その間、内臓は消化・吸収といった働きを休むことができます。
そうすると身体は、身体に溜まった毒を排除しようとしたり、身体を修復したり、ということにエネルギーを使うことができるわけです。
これは言葉を換えると「免疫力」「解毒力」が上がっていると言うことです。
こういった理由で、少食や断食をすると身体に不必要なものが排除されて行くわけです。
断食や生野菜食を行うと好転反応が出たので「これをやって行けば良くなる!」という希望が持てました。
ですが好転反応が強く出て辛いので、基本に帰って1日2食を継続して行くことにしました。
今回は毒を出す方法(やり方)について書きました。
ですが、私が良くなったのはそれらに取り組む時の「心」について徹底的に気を付けたことがあったからだと思っています。
戦後からでしょうか。
日本も唯物的な考えが常識になって心、精神といった見えない世界を軽視してきたように思います。
ですが、どういう心で取り組むかが非常に大切なのです。
それについては次回書こうと思います。
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