今回は、眼の痛み、頭痛、眩暈などの症状が改善している例を報告します。
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Nさん(女性・当時67歳)は以前のお仕事でパソコンを使うことが多く、
それが原因で、
・眼が強く痛む
・朝起きた時に眼球がガチガチに硬くなっていて動かせない
・ドライアイ(2~3年前)
・首コリ(1年前から 頸椎ヘルニアと診断)
・眩暈(以下、8年前から)
・耳鳴り
・頭痛
・肩こり
・腰痛
などの症状で悩まされていました。
また、家の用事が忙しく、なかなか気分転換が出来ていないようでした。
今までにマッサージや鍼など色んな治療院に行かれたようですが、
続かなかったようです。
2020年の6月頃、私はチラシを撒いていたのですが、
そこに【故・甲田光雄先生】のことを書いているのを見て来られました。
治療の頻度は、週一回でやって行くことにしました。
眼の症状は眼の周りの脂肪・筋肉が硬くなっている
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初回(2020年7月20日)
全身を触診すると、症状の出ている、眼・側頭部・首・肩が異常に硬く、
背中・腕も硬くなっていました。
お腹はみぞおち・へそ下(腹大動脈、下大静脈)・S状結腸、が
硬くなっていました。
とにかく眼が辛いということで、眼を中心に、
側頭部・耳・首・肩・背中・お腹の治療をして行きました。
眼の周りは、軽く触ってもかなり痛い状態でした。
眼球の周りには眼窩脂肪があり、また外眼筋という眼球を動かす筋肉が
付いています。
Nさんはそれらが硬くなっている感じでした。
いきなり深く入れると痛みが強いので、状態に合わせながら治療毎に表面から
少しずつ緩めて行くようにしました。
眼窩の脂肪と筋肉が緩んで、症状も改善して行く
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8回目(9月10日)
前回の治療後、朝起きた時に眼を楽に開くことが出来るようになりました。
触った感覚としては、眼の周りの骨と眼球の間(眼窩)にあるコリが
緩んで来ていました。
その後も、眼の治療をして行くと、少しずつ深くまで指が入って行くように
なると共に、眼の動き・痛みも楽になって行きました。
眼にも筋肉があって筋疲労で凝る
Nさんは、仕事での長年のパソコンなどの使用で眼を動かす筋肉が
疲労で硬化していたことが痛みと動きの悪さの原因だと思います。
一般的には、眼の症状、病気は良くならないと思われがちですが、
眼の構造を知り、対応して行くことで良くなる可能性もあると
知っていただければ嬉しいです。
眼の症状改善については、私自身が緑内障を自己治療で改善させた例も
ありますので、そちらをご覧ください。
Nさんは他の症状も沢山あるので治療を継続されていますが、
眼のセルフケアもしっかりされていて、状態は安定しています。
他の症状改善については、今後また載せて行きます。
宜しくお願いします。
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