今回は、あごが痛くて口を大きく開けられなかった方の改善例を報告します。
この方は以前、腰痛が改善した症例で載せたYさん(女性・当時52歳)です。
顎関節症はあご周辺の筋肉が硬くなっている
Yさんは腰痛と共に顎関節症もありました。
主訴は、
●痛みで口を大きく開けられず、固形物は摂れない状態でした。
●顔を下に向けられない(うがいがやりにくい)
触診をすると、あごを中心に後頚部・側頚部・肩と筋肉が硬化していたのです。
一回ごとにあごの開きは改善して行きました。
最終的には普通に開けることができるようになりました。
関節の動きも、筋肉を緩めることで改善する
他の場所と同じように、一般的に関節痛と言われるものは触診してみると、
関節を動かしている筋肉が硬化して動きが悪くなり痛みが出ていることが多いのです。
Yさんの場合も例外なく、あごを動かす筋肉である
・咬筋(こうきん)
・側頭筋
・内側翼突筋(あごの骨〈下顎骨〉の内側にある筋肉)
が硬くなっていました。
また、頭をうつむきにしにくいのは 首の後ろ側の筋肉が硬くなっていると診て、
緩めて行くことで動けるようになりました。
生活習慣の癖が姿勢のクセになり、筋肉が硬くなり痛みが出る
Yさんは日常の中で身体に負担のかかる姿勢をすることがあったようです。
姿勢を維持するということは、その為に同じ筋肉にずっと負荷をかけ続けることになります。
それが慢性化すると、筋肉が硬直し、動かそうとした時に痛みが出るのです。
日常のケアを大切にしましょう
一度固まった筋肉は動きが悪くなり、自分では動かせなくなります。
そうならないように、使ったら休ませる、ストレッチをする、と言うケアが大切ですね。
どうしても自分ではケア出来ないレベルにまでなってしまった時は、
緩めてもらうことも大切ですね。
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