改善症例

眼精疲労 眼のカスミ、おでこの重ダルさで辛い 浜松市

2022年12月26日

ここでは眼の症状と前頭部の重ダルさが改善された方(Hさん・女性63歳)の症例を書いて行きます。

Hさんは2,3年前から上記のような症状が出ていました。

それでお医者さんに行ったのですが、原因は「老化現象」と言われたようです。

要するに、歳だから仕方ない。良くならない、と言うことですね。

それで偶然当院を見つけられて来られたのです。

初診時の症状や生活習慣

●Hさんの現在の主な症状は、

・眼精疲労で何重にもダブって見える(複視)。

・前頭部(おでこ付近)が重い。

 (いずれも2、3年前から)

・首周りの強いコリ。

●今までの病歴は、

・20代の終り頃に2回むち打ち症をした(その後、頭痛の症状が出てきた)

・乳がんを患ったが(15年ほど前)、抗がん剤は受けずに自分で治した。

●他の身体の状態、生活習慣は、

・身長163㎝、体重55㎏

・右股関節の歪み(生まれつき)

・残便(重曹を飲んでいる)

・足の浮腫み

・趣味はある

・1日3食、乳酸菌を摂っている

・運動はする

・仕事は座り仕事で眼を使う

ということでした。

眼を使う仕事と姿勢が症状の原因?

お話を聞くと、Hさんはお仕事で眼をよく使うということでした。

また、同時に頭もかなり使うようでした。

それを同じ姿勢でずっと続けると言うのです。

恐らく、

・眼の筋肉と前頭部の筋肉の使い過ぎ、

・同じ姿勢を続けることで首の筋肉(特に後ろ)に常に負担がかかっている、

ことが症状に関係していると考えられます。

また過去にムチ打ちをした後から頭痛が出ていることを考えると、その時の衝撃で首(背中)の筋肉が張って硬くなっていたのでしょう。

それも無関係ではないと考えられます。

医学的に言えば、「緊張性頭痛」の症状に近いと言えます。

・緊張性頭痛の症状は・・・締め付けられるような痛みや頭重感。

目の疲れ、めまい、軽い吐き気などが出ることもある。

・原因は・・・ストレスや姿勢の異常、頭頚部の筋肉の酷使などによって、頭頚部の筋肉が凝っている。

こういった状態でしたが、Hさんは眼もおでこの症状も改善されたのです。

それでは続きは次回に書いて行きます。宜しくお願いします。

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