前回は病院では治らないと言われ、最終的に血液循環療法を受けて改善して行ったこと。
医学的には首の症状はどのように言われているのか?また医学には欠けているモノがある?
というようなことを書きました。
今回は首周りの構造の説明をしながら、具体的にどのようなことをして治らないと言われた頚椎椎間板症が改善して行ったのかを書きます。
首の構造を知ろう



まず、背骨は頚椎・胸椎・腰椎とその下に仙骨・尾骨という骨が連なってできています。
頚椎から腰椎の一つひとつの骨を椎骨と言います。
その椎骨と椎骨の間にあるのがクッションの役目をしている椎間板です。
椎骨は椎体と椎弓からできていて、それらに囲まれた中に「椎孔」という穴がい空いています。
椎孔の連なりが脊柱管ということですね。
その脊柱管の中を脳から出ている「脊髄」という神経が通っているのです(脳と脊髄=中枢神経)。
そしてその脊髄が分かれて「脊髄神経」(末梢神経)として全身の伸びていますが、椎骨と椎骨の間の「椎間孔」を通って全身に伸びています。

医学的には椎間板のすり減りや椎間板が飛び出たり(ヘルニア)した結果、脊髄や末梢神経を圧迫して痺れや痛みが出ていると考えられているというわけです。
しかし、本当に原因がそうならすり減ったり飛び出したりした椎間板を元に戻さないと症状は消えないことになります。
ですが、私は骨も椎間板も何もせずに症状が改善したのです。
これには前回の記事で書いたように、現代医学の盲点を知ることが大切になって来ます。
触診の大切さ
病院に通っている方なら経験があると思いますが、今のお医者さんは身体に触れることが殆どないと思うんです。
レントゲンを見たり検査の数値を見たりはしますが、肝心の目の前の患者さんの状態を、身体に触れて感じる(触診=手)、ということをしませんよね。
そこに現代医学の大きな盲点があるのです。
(さらに言うと、患者さんの状態を知る方法は、問診(耳)・視診(眼)・舌診・脈診などあって、昔のお医者さんはそれをしていましたね)
触ることで分かることがあります。
分か ること(情報)の一つが「筋肉」であり、身体の硬さなのです。
筋肉に原因がある?
それではここで首周りの筋肉の様子を見てみましょう。

上図のように首の周りには沢山の筋肉があります。
図には筋肉と神経を載せました。
筋肉の間を神経が通っていたりするのが分かると思います。
そうすると・・・
筋肉が硬くなった時に神経を圧迫しそうなイメージができないでしょうか?
血液循環療法の大杉先生によると、痛みや痺れの原因は筋硬結(シコリ)という事でした。

実際に血液循環療法の施術をしてもらうと筋肉が緩み、血液が流れていくのが体感できたのです。
現代医学のお医者さんには、
・椎間板や骨に問題があって症状が出ていて
・治らない
と言われましたが、痛みも痺れも良くなったのです。
それでは次回は、
・具体的にどういったところに問題があって、
・どうやって改善して、
・原因は何だったのか?
ということについて書いて行きます。
宜しくお願いします。
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