話は前後します。
千島学説や甲田療法、血液循環療法に出会う前、私は自分の首や背中、腕の痛みと痺れをどうにかしたいと思って色んなところに行きました。
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病院では「治りません」と言われた
とにかく辛いので取り敢えずクスリで痛みを抑えるしかないという事もあって、
最初は整形外科に行ったのでした。
レントゲンを撮ってその後先生の診察です。
じっとレントゲン写真を見て、その結果言われたのは、
「頚椎3番・4番がくっついていますね。
これは先天性ですから治りません」
ハッキリと治らないと言われたのです。
これにはさすがに「えっ!?」と思いました。
ですが、ここが私の捻くれているところです(笑)
私がその時心の中で思ったことは、
(なんで今日会ったばかりの人間に俺のことがわかるんや!)
でした(すんません 笑)。
根拠も何もないけど、自分では良くなると思っているのです。
ただ、
本当に辛いしどうしたら良いかは分からないのも事実です。
取り敢えず、牽引を受け、その後理学療法士の方に言われたのは、
「首の筋肉を鍛えないといけません」
でした。
「え?どう見ても筋肉が硬くなって痛みが出ているのにこの硬い筋肉を鍛える・・・
本当にそうなのかなぁ」
ここでもそういう疑問が出てきました。
それでもどうしたら良いか分からないし、痛み止めのクスリを処方してもらって飲むことにしました。
また首の牽引も数回受けました。
でも、それでも何も良くならないから、次は接骨院に行くことにしました。
そこの接骨院に入ると、入り口にそこの先生と柔道で有名な古賀稔彦選手とが写っている写真が飾ってあったのです。
「ここの先生なら良くしてくれるかも知れない」
その写真をみて期待が湧いてきました。
そして順番を待って治療に入りました。
内容は詳しくは忘れましたが、電気治療・ウォーターベッド・赤外線を首から肩にあてる。
そう言った事をして最後に先生の治療です。
ですが結局されたことは首を引っ張る。
それだけでした。
そこも何回か行きましたが、いつもやることは同じ。
終いには引っ張られて首が余計に痛くなって来たので、ここではアカンと思って行くのを辞めることにしたんです。
色んな治療家の先生を受ける
そういう時、丁度知り合いの方が「こういう集まりがあるよ」と教えてくれて出会ったのが千島学説です(このことは後程)。
その知人が、「こういう先生がいるよ」と教えてくれたので、もうとにかく受けてみるしかない!と思って治療の予約を入れて受けに行ったのです。
それが私にとっては初めての東洋医学系の治療家の先生との出会いでした。
先生は80歳近おばあさんでした。
身体を温めるために遠赤外線ドームに入れてくれました。
そしていよいよ治療です。
この先生も何か電気のようなものを通しました。
その時に筋肉がビビッと反応しました。
次に先生は私の首を触りました。
「頚椎がねじれている」
と言われ、何やら頭と首を掴んで首を捻じるように動かされたのです。
そうすると・・・
!?
確かに首の痺れはかなり良くなったのです。
「これで頚椎のねじれは良くなったよ」
と先生は言われました。
これは凄い!!
と思いました。
この先生ならこの辛い症状を良くしてくれるかも!
そう期待して通うことにしたのです。
次からの治療は首を捻じったりするものではなく(頚椎は戻っているかでしょう)、
電気を通したり肩や背中の筋肉をほぐすと言うのが主だったような気がします。
回数券を買っていたので何回も通いました。
それでも、最初の治療以降は症状が改善することはありませんでした。
この頃から思っていたのは、
確かに頚椎が捻じれていたから痛みや痺れが出ていた。
でも、頚椎が捻じれたのはやっぱり筋肉が硬くなってそれで骨を引っ張った結果だからじゃないのかな。
それで症状が出ているんじゃないかなってことでした。
筋肉が柔らかくならないと痛みは消えないんじゃないかな。
という事でした。
痺れは良くなったけど、首が苦しい。
首を触ってくれる治療を受けたい。
これがその時思っていたことでした。
その後も数人の治療家の先生のところに行きましたが、首が辛いと言ってるけど首を直接触ってくれる先生は居なかったのです。
そう思いながら良い治療を探して2年ほど経っていました。
そんな時知ったのが血液循環療法という治療でした。
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