この方はNさん(女性・56歳)
6月に足首を痛めて以来、歩きにくくなっていました。
立ち仕事で立っているのが辛く、痛みで眠れない時もあったようです。
硬くなっている患部を緩めて行く
・初診8月13日
足首周りを触ると、浮腫みがあり、くるぶし周りが硬くなっていました。
また脛(すね)やふくらはぎの筋肉も硬くなっていました。
これらの筋肉が衝撃を受けた時に硬化し、それで動きが悪くなり、
足首が動かなかくなったと思われます。
患部の治療をすると少し痛みも伴うようでしたが、
「これは力で強く押してるから出てる痛みではないですよ。
硬くなっているところ、悪いところは軽く触っても痛みが出やすく、
軽く触ってる程度なので、悪化の心配はありませんよ」
とお伝えしました。
一度目の治療後、指がだいぶ動かせるようになりました。
・9月7日
前回と同じ個所を重点的に治療して行きました。
治療後、足首が少し動くようになりました。
・9月25日
治療の間にストレッチを入れながらやって行きました。
治療後、更に指~足首周りが動くようになりました。
今後はストレッチを継続していくことで自分でもある程度維持ができると思います。
Nさんから報告をいただきました。
臨機応変に対対応しましょう
痛みが出てる時に温めるか冷やすかの質問がありましたが、
私は臨機応変に対応すれば良いと思っています。
どうしても痛みが酷い時は冷やして血流を止めれば痛みは退くでしょう。
でも、それで治っているわけではありません。
根本的に治すには筋肉を緩めて血流を良くすることが必要です。
クスリでも同じように、どうしてもクスリで症状を抑えなければならない時もあるでしょう。
その時は使ったら良いと思います。
ただし、クスリは対症療法で症状を抑えているだけ。
治しているわけではありません。
良くするにはやはり根治療法を並行してやって行くことですね(^^)
何でも今の状態に合わせて対応していくことが大切だと思います。