改善症例

うつ病には心の治療が必要です 浜松市

2021年09月18日

今回はうつ病の治療の途中経過を報告します。

この方は女性51歳(Mさん)。

初診は2021年1月9日

・30代の頃から精神のバランスを崩して抗うつ剤を飲み始める

・過去に自傷行為を幾度もしてきた

・働けなくもなり、この20年間そう鬱状態を繰り返す

・生活は起きてる時間が6時間ほどで、18時間は寝ている

という状態でした。

これはここに来る前の話ですが、

Mさんはそうやって自傷行為を繰り返し続けた先に、

「わたしは自分で自分を痛めつけている。そんなの自分が可哀そうだ・・・」

と心からの気づきを得て、それ以来一切自傷行為は辞めたそうです。

確かに自分を傷つけることは良くないことではあるでしょうけど、

その時本人がやろうと思ってやったことなので、良かったのだと思います。

さらに良かったのは、自分のやっていることがどんな事なのか、

自ら気づけるところまでやり切ったことだと思います。

自分で気づくことで自発的に変われることがありますよね。

徹底的に出すこと

初回はカウンセリングから始めました。

過去に対する囚われが強いと感じたので、それをまず吐き出させることにしました。

それを5回。

聴いて行くと、その根っこは親子関係にあることが分かりました。

心が病んでいる人は、

・過去(その象徴として親)に囚われている

・人のせいにする(依存)

・自分を殺して生きている

ことが多いのです。

とにかくこういう段階では聴くことに徹します。

過去のことをある程度吐き出せたな、と思ったので、次の段階に進めることにしました。

自分の癖に気づくこと

それは自分のことに目を向けるということです。

結局のところ、親子関係でそういった心の持ち方になってしまったとは言え、その癖を改めない限り

本人が苦しむだけなのです。

本人がそこに気づき、自分の問題なんだ、と気づくほかに不安定な心から抜け出す道はありません。

そうやって本人が自分の心の癖に気づくような会話をして行くことで、

徐々に自分の癖に気づいた行かれました。

前を向くこと

次は未来に目線を向けさせようと思って、どんな小さなことからでも良いから、

やりたいことを文字にして書き出してみよう、という課題を出しました。

これは頭に中で思ってるより、言葉で言うより、

文字にするともっと明確になり、頭の中の整理もできると思ったからです。

そしてそれを無理なのいように実行して行ってもらいました。

現在の変化

それからも色々あったのですが・・・

2121年9月25日時点で、

・朝から起きられるようになり。

・お父さん(この期間中に亡くなられましたが)に自分の意思(これからのこと。未来)

を伝えられるようになり。

・人生は自分が創っていたんだ、という気づきが生まれた。

・クスリも殆ど自分の意思で辞めることができ。

という変化が出ています。

焦らずに長い目で見て少しずつ

ここまでよく頑張られていると思います。

と言うのは、病歴が長くできないことが沢山あっただけに、

「変わりたい!!」

という意思も強かったことが大きな変化に繋がったのだと思います。

そして、自分にはできないことをはっきり分かって、私の提案(依存させる、ではなく)に

耳を傾けてくれたことも、変化に大きく影響を与えていたと思います。

クスリを20年使ってきたのが身体に影響を与えていることも自覚されています。

心の影響のことも自覚できるようになってきています。

今後も治療を継続し、心と身体、そして人生をより良くして行く!という前向きな意思を

伝えてもらっています。

病歴が長いだけにこれからも山あり谷ありでしょうけど、焦らずに長い目で見て行きましょう。

今後の変化についてはまた載せて行きます。

宜しくお願いします。

次の記事 胃もストレスで硬くなります 浜松市

topに戻る