いよいよ秋の種まきの時期がやってきましたね!
時間の経つのは早いもので、春の種蒔きからあれこれやっていたらあっという間に来た!
と言う感じです。
前の記事 草の畑が少しずつ元気になっています!
まずは人参から!
草が生えている畝に、種を蒔くところだけ草を刈って根をとって、そこに種蒔きをしていきます。
芽が出てきましたよ~
こちらは大根の種蒔き!
同じように蒔いて、覆土した後はもみ殻を被せました。
こうすることで土の乾燥を防ぎ、水やりの必要もなくなるんですね~。
もみ殻は磐田市にある農健さんでいつもお米を買っているのですが、購入する時に少し譲っていただきました。
畑も育って行く
昨年の秋に蒔いた大根が小さくてもそれなりに出来て喜んでいたTちゃんですが、今年はもっと良い大根が育つと思います♪
農薬や化学肥料で土地が弱っていますが、空気を入れ、色んな植物を生やし根を生やし、微生物や色んな生き物が生きられる多様性の環境になって行けば、野菜も元気に育つことが出来るようになると思います(^^)
勿論、弱っているので回復するまでにある程度時間はかかりますが!
弱った自然が力を取り戻せるように応援すること。
これって人の治療と同じことですね。
質は変わる
一般的には土質も体質も変わらないと思われているようですが、私自身色んな土地で畑をやって来た経験から言うと、質は変わるというのが本当のところだと思います。
ある土地は前に借りていた方が、「こんなところでは全然野菜はできない!」と言って辞めてしまったところだったのですが、上記のように多様性の環境を育てて行けば見事に立派な野菜が出来ました。
ある畑は元々田んぼで粘土質でなかなか野菜が出来なかったのですが、空気を入れることに気づいて畝にシャベルで畝に傷を入れていったらその後から野菜が出来るようになって行きました。
旅で沖縄に居た時、炭素循環農法を取り入れてる自然栽培農家の友人のSさんが居たのですが、Sさんもサブソイラーで畑に爪を入れて傷を付けて空気を入れたら見事にトウモロコシが出来たと言っていました。
その後出会った「大地の再生」講座の矢野さんも通気改善のことを言われて空気と水の流れを良くする為に点穴を掘っていました。
スタッフさんも「土の質は変わります」と言われていましヨ。。
同じように人だって体質は変えることが出来ると思います。
弱っていてもやることをやれば回復する可能性はある。
それを育っていく畑を通して感じてもらえたら・・・と思っています。
命をいただく
そして自然が力を取り戻し良くなった環境で育つ野菜をいただく。
これが私たちの命そのものになりますね。
いつも畑に立つ時は、土地や生き物、野菜さんに感謝の気持ちを伝えながら作業をしています。
医療の原点は食にあって、農にあります。
その農も、自然あってのこと。
自然を大切にすることは自分を大切にすること。
医食農一体の医療を取り戻して行きましょう。