前回の記事 病名に囚われない~痛風治療
下に痛風の説明が書かれているので張り付けておきます。
「痛風は尿酸が体の中にたまり、それが結晶になって激しい関節炎を伴う症状になる病気です」
その中の痛風の歴史に、
・痛風は最も古くから知られた病気の一つです
・西洋史上の人物で痛風に苦しめられてきた人は多く
・一方、日本では痛風は明治以前にはないとされた病気でした
・痛風が日本史に忽然と現れるのは明治になってからで、実際に増えたのは戦後、それも1960年代になってからです
・日本の痛風患者の増加の背景には食事内容が欧米化し、動物性蛋白質の摂取量が増えたこと、飲酒量の増加、社会構造の変化により個人の行動パターンが変化したこともあげられています
と言うことが書かれています。
ここにも食生活の飲酒の問題やストレスなどのことが書かれていますね。
明治以降、また戦後、食事や社会が欧米化したことが大きく影響しているようですね。
ですから食事や心の改善は必須と言えるでしょう。
一方痛風の治療 お医者さんの痛風発作対策となると、クスリの処方が主流だということが分かります。
実際に症状が出ている時はこのような対症療法も必要だと思います。
ただ根本治療はやはり食事と精神面の改善が必須だと思います。
実際に触るから分かること
それに加えて書きますが、痛風の患者さんの患部は、
●赤く腫れていて
●少しでも動かすと激痛がする
のですが、
そこを触ると、
・浮腫みがあったり、
・関節周り(の筋肉)が硬くなっているのが分かります。
要するに、関節付近で血流障害が起こっているのですね。
これは痛風に限らず、痛みや痺れ~リウマチの難病まで、関節付近が硬くなって血流障害が起こっているのです。
質、流れ、柔軟性を良くすること
私自身の経験とそこから得た考えですが、関節付近は筋肉(腱)が骨に付着していたり、足関節は筋肉も血管も曲がって通っているので実際筋肉が硬くなりやすいのです。
その結果、血流も悪くなりやすいと考えられます。
元から血流が悪くなりやすいところに血液が汚れ流れが淀むことが原因だとみています。
これを自然、川の流れに例えると分かりやすいですね。
ここのホームページの痛風の原因は?にも、
「尿酸の濃度が高い状態が続くと、この尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着してきます。
発作は、尿酸塩に対してからだの防御機構である白血球が反応し、攻撃する時に起こります」
と書かれてありますが、流れが淀みそこに異物が溜まると免疫細胞(白血球)がそれを排除しようとして攻撃する。
その時に身体もダメージを受ける、と言うことだと思います。
痛みや腫れ、発赤という炎症反応は本来「治癒反応(異物を排除する、流そうとする、出そうとする)、浄化作用」ですが、血流障害が続き慢性化すると痛みなどの症状が継続してしまうのですね。
こういうことを考えるとやはり根本治療は、
食べ物や心の両面で、
・血液の質を良くする
・血流を良くする
・身体(筋肉・血管)の柔軟性を保つ
ことだと思います。
これは 病名、症状に限らず共通することですね。