改善症例

痛風 病名に囚われないこと 埼玉県さいたま市

2022年08月15日

今回は、痛風治療の続きを書いて行きます。

 前回の記事 痛風の治療をしました 埼玉県さいたま市

翌朝も治療をする

2月12日の朝、起きるとKさんが頼りないですが立って動いているので「お!?」っと思って聞くと、

昨日よりは少しマシになっているとのこと。

治療の続きをして行くことにしました。

診ると、両足の腫れと赤みは少し退いていて、足指と足首も少し動かせるようでした。

今回は、患部の流れを良くする、指と足首の動きを出すことに加えて、

ふくらはぎや脛、大腿部の治療もして行きました。

足指と足首の動きが悪いのはそこの筋肉が硬くなっているからですが、

それらの筋肉は脛やふくらはぎの方に繋がっているのです。

患部と同時に広い範囲で診ることも大切なのですね。

二日目は2時間ほど治療をして帰ることにしました。

治療後も徐々に良くなって行った

翌日、翌々日とKさんから連絡がありましたが、日を追うごとに改善しているとのことでした。

・2月12日

左足の痛みがが少し良くなり、

右足の痛みが減った。

立って伝い歩きが出来るようになった。

ここから良くなるのか悪くなるのかが心配だったが、少しずつ良くなった。

・2月13日

ゆっくりなら歩けるようになり、改善中。

・2月14日

朝起きると、右足の腫れが大きく減っていて、より楽に歩けるようになった。

その後も更に改善したとご連絡いただきました。

食生活とストレス

Kさんは食べ物に関するお仕事をされているので食事の内容は酷いわけでは無かったのです。

ですが、仕事が忙しくストレスが溜まっていたことと、その影響でお酒が多くなったことが影響していたと思われます。

1年前にも症状が出てその時は良くなりましたが、物理的に身体に症状が出る下地が残っていたので今回ストレスで免疫力が下がって再発したと思われます。

痛みが出てからはお酒も控えるようにされていました。

実際を観ること

現代医学では色んな病名を付けますが(そういうシステムですから)、大切なことは

●実際はどうなのか?(耳で聴いて、眼で見て、手で触って)

●医学的な検査数値も参考にしながら

●原因は何なのか?(経験や知識を元に)

を考えて、明らかにして(勿論、完璧にできるわけではありませんが)行くことだと思うのです。

症状と言うのは結果で、必ずどこかに原因があるはずですから、原因と思われることを一つずつ改善して行けば、その分だけ良くなって行くわけですよね。

治療家の役目は、患者さんが自分自身では気づけないことを明らかにして、二人三脚(或いはチームで)でサポートしていくことだと考えています。

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