改善症例

呼吸は筋肉の働きで行っています 浜松市

2022年05月16日

前回は呼吸筋と言われる肋間筋・横隔膜を緩めて行くことで呼吸がしやすくなっている

という症例を書きました。

 前回の記事➡呼吸筋を緩めると呼吸が楽になる

今回は呼吸の仕組みについて書いて行きます。

肺が自ら動いているのではない

これは意外と皆さんが知らないことなのでは?と思います。

肺には筋肉がないので自分で動くことはできないのです。

呼吸筋と言われる筋肉が働くことで肺は伸びたり縮んだりして、その結果酸素を取り込んだり二酸化炭素を排出したりするのです。

ですから筋肉が収縮・弛緩が出来る状態であることが大切なのです。

●安静時の呼吸(普段の呼吸)

・吸気(吸う時)は、

外肋間筋と横隔膜が収縮して胸郭が広がって肺の容積が大きくなることで外部の気圧より肺の中の気圧が低くなり、それで空気を吸い込まれます(吸気)。

・呼気(はく時)は、

外肋間筋と横隔膜が弛緩することで胸郭が狭くなり肺の容積も小さくなるの(肺はゴムのように縮む性質を持っている)で、肺の中の気圧が外部より高くなり、結果的に空気(二酸化炭素)が押し出されます。

呼吸時の動き

●努力性呼吸や深呼吸

何らかの事情で普通の呼吸が出来ない時や深呼吸のことで、

「呼吸補助期筋」が働いて行う呼吸のことです。

・吸気(吸う時)に働く呼吸補助筋

斜角筋・胸鎖乳突筋・大胸筋・小胸筋・上後鋸筋・肋骨挙筋など

(収縮して肋骨を上にもちあげる働き)

・呼気(はく時)

内肋間筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹直筋・腹横筋・下後鋸筋など

(収縮して肋骨を下げる働き)

肺・心臓が悪い人は横隔膜や胸郭周りが硬くなっている

肺と心臓は胸郭というカゴ状の中に入っています。

肺・心臓は胸郭の中に収まっている

そのカゴである胸郭は筋肉で動いている。

筋肉が硬くなって動きが悪くなれば、中にある心臓や肺も圧迫されて動きに制限が出来て、

機能も落ちている、と考えられないでしょうか?

私はこれまで肺がんの方、酸素ボンベをつけて呼吸をしている方、

それとこの乳がんで胸水が溜まっている方と、

まだ三名しか肺の悪い方を診ていませんが、いずれも胸郭とみぞおちが硬くなっていました。

こういう経験からも、胸郭周りの筋肉(呼吸筋)の硬化と肺・心臓の関係はあると思います。

緊張状態が筋肉を硬くさせる

また、では何故筋肉が硬くなるのか?を考えた時に、

緊張状態(交感神経)が続いているからだとしたら、

呼吸は浅くなりがちですよね。

と言うことは呼吸筋が使えていないと言うことになります。

無理をし過ぎる

我慢をし過ぎる(自分を抑える)

頭で考え過ぎる(悩み過ぎる)

などの心の習慣も気を付ける必要があるのではないか?とも思います。

身体の柔軟性も出てきている

現在Sさんは、骨間筋を触れるところ全体を緩めて行くことで咳をすることが減っています。

のど周りに苦しさを感じるようなので、そこも同時に治療しています。

また、肋間筋を緩めることで身体を捻じる(旋回)動作が出来るようになってきています。

肋骨は胸椎に繋がっていますが、胸椎は旋回する動作があります

(腰椎は旋回はほぼしないのです)。

筋肉が緩むことで、呼吸時の動きだけでなく、身体を捻じる動作も出来るようになってきたと

考えています。

のどが改善されたら、また症例で報告します。

酸素の重要性についても載せたいのですが、それはガンの症例のところで書こうと思います。

宜しくお願いします。

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