改善症例

坐骨神経痛、足の痺れ、浮腫み 血流障害と筋肉の硬化が原因 浜松市

2022年05月09日

臀部~大腿部の痛み、脛~指先の痺れて感覚が鈍感になっている、足首の動きが悪い、

と言う症状で通院されているTさんの、その後の経過を報告します。

 前の記事 坐骨神経痛などに対する治療です 浜松市

筋肉を緩めることで、痛みも痺れも消えた

治療の間隔は現在、2週間おきで継続されています。

臀部・鼠径部の治療から始め、鈍感になっていた感覚が戻ってくると共に

長く歩けるようになって来ました。

まだ右足の脛や足首が、

 ・指で触っても感覚が鈍く(筋肉が硬くなりすぎて神経が鈍感になっている)

 ・浮腫みがある(押すと後が残る)

 ・足首の動きも悪い

という症状が残っているので、

「浮腫みを取る」

「痛みを出しながら緩めて行く」

治療をして行きました。

そうすることで浮腫みが軽減して行き、痛みの感覚が戻って来て、

動きも少しずつ改善されてきました。

◉6 回目(7/2)

右足の足首~すねの浮腫みが改善。

◉7回目(7/16)

右足の状態は痛みも痺れも無くなり、かなり楽になる。

浮腫みも改善。

15回目の11月12日の時点で右足首~脛の痛み・痺れは無くなりました。

「今まで色んなところに行っても改善しなかったのが、毎回良くなって行くので嬉しいです」

と喜んでいただいています。

左足も同様に、

 ・大腿後面(太ももの裏側・ハムストリングス)の張り

 ・脛の感覚が鈍い

という症状があるので、これ以降は左足を中心に治療をして行きました。

経過はまた後日載せるようにします。

継続的に受けることが改善に繋がる

Tさんは最初は週1回で通われていました。

5回目からは2週間に1回のペースで通われています。

治療時に良くなってもある程度の状態まで行かない内に間隔を空けると、

その間にまた戻ってしまいます。

Tさんが治療毎に改善しているのは、

最初はなるべく治療間隔を詰めて来て、

その後も定期的に通院されているからこそなのです。

①症状が重たいほど最初は短い間隔で治療を受け、

②良くなって行けば間隔を空けて行く。

③最終的にはメンテナンス(維持するため)で通う、

と言うのが理想の治療のカタチと言えるでしょう。

浮腫みを改善するためのセルフケア毛管運動

Tさんは下肢の筋肉が硬く、脛から足首までが浮腫んでいました。

これは、

・立って仕事をすることが多いので血液が上に還って来にくい事と、

・筋肉の異常な硬化が原因だと思われます。

そこで下肢に溜まった血液を心臓に還しやすくするためのセルフケアをお伝えしました。

それが毛管運動です。

簡単に言えば、手足を心臓より上にあげて、静脈血を心臓に還って来やすくすると言うものです。

治療と併用してこれに取り組まれることで、足の浮腫みは改善して行きました。

次回は、毛管運動・静脈血・血液循環について書いて行きます。

宜しくお願いします。

 

 次の記事 足の浮腫み 静脈血は筋肉の働きで心臓に還ります 浜松市

【動画】坐骨神経痛 治療の解説です

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