改善症例

不妊症、生理痛 腹部治療の有効性 沼津市

2023年07月24日

前回は触診の重要性について書きました。

問診、触診をすることでより見立てがしやすくなるのですね。

治療に入る前の準備はとても大切です。

 前の記事はこちら

それではここからは治療の経過を書いて行きます。

腹部の硬さが緩んで行く

I さんの場合は、お腹の施術を主にしてあとは全身の施術をすることにしました。

ここでは腹部の変化について書いて行きます。

●初回(2018.12.21)

前回書いたように、下腹部(子宮)、腹大動脈や大腰筋などが硬くなっていたのでそれを緩めて行くことにしました。

子宮は恥骨の奥の方にありますが、そこを最初は指で軽く圧をかけて触ってみたところ、強く痛み(圧痛)を感じる状態でした。

(状態が悪い場所はこういった反応が出ます。強く押すから痛いのではないのです)

恐らく奥に硬くなっているところ(硬結、シコリ)があるとおもわれますが、いきなり深くまで指で圧をかけると痛みが強く出るので、表面から繰り返し優しく緩めて行くことにしました。

すると、少しずつ痛みが軽減されて行ったのです。

I さん自身、痛みの変化を感じられたようで、希望を持たれて喜んでおられました。

治療後のアドバイス

治療間隔は話し合って1週間前後で継続することにしました。

●食事について

「朝食抜きの1日2食」と調味料の質や添加物のことなど、ある程度気をつけてましたので、そのまま継続してもらいました。

不妊症のことは夫婦の問題なので、食事のことはご主人さんにも協力してもらうようにと伝えました(ご主人さんは食べ物の重要性に意識がないようでしたが、知らなくても奥さんが質の良いモノを出していたらそれで良いですね)。

また、お腹を冷やさないように、ということをお伝えしました。

●運動について

運動をあまりしないようでしたので、軽い散歩だけでもすると良いですよ、とお伝えしました。

身体を動かすことで血流が良くなりますし、酸素を取り込むことも出来ます。

日常で簡単に出来ることから取り組むと良いでしょう。

●心について

心の持ち方が不安定なところがあったので、私自身の体験をお伝えして参考にしてもらいました。

心は自律神経に影響するので重要です。

こういった素直に耳を傾けてくれて実行に移される方は良くなりやすいと思います。

本気で良くしたい気持ちがとても伝わってきましたね。

それでは続きは次回に書きます。

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