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日本の食を大切にしましょう

2023年07月05日

皆さんご存知でしょうか?

最近、昆虫食と言うのを聞きませんか?

もう出回っているようですね。

食糧危機だからとか、畜産は温室効果ガスが環境負荷が高いからとか、新たなタンパク源としてなどの面でも昆虫食が良いという流れがあるようです。

ですが、私はこれには違和感を覚えます。

食糧危機について

私自身、2012年までの4年間、三重県で田畑をやっていましたが、当時既に耕作放棄地が本当に多かったです。

お世話になっていたお百姓さん達も高齢者が多く、これで良いのかな・・・という危機感がありました。

日本の食糧自給率は先進国の中でも一番低いと言われていますね(カロリーベースで38%)。

(更に言えば、種は殆どを海外に依存しているので、本当の自給率は1割ほど?とも言われているくらいです)

食糧危機と言うなら、国で農業に力を入れ、耕作放棄地を農地に戻して食糧自給率を上げることが先ではないでしょうか?

タンパク源について

タンパク質についてですが、なんと豆腐を作った時に出るオカラは食用に使われるのがが1%らしいのです。

 食用はわずか1%! 栄養豊富な「おから」が食べられずに捨てられてしまう本当の理由

おからのこと。私は知りませんでした・・・

『おからの年間発生量は約70万トンありますから、そのうち3〜6万トン前後が廃棄されているということです』

また、この記事には「食品ロス」のことも書かれてあります。

『日本では1年間に約612万トンもの食品ロスがあり、実は、そのうちの半数近くにあたる284万トンは、一般家庭から捨てられているのが現状です(2017年、農林水産省・環境省調べ)』

『食品の裏側』の安部司さんも、

「日本は賞味期限が一つのセールスポイントだから、2時間前に捨てます。6,000万食棄てています」と話されていますね。

日本はいつの間にか「勿体ない」精神が無くなり、モノを簡単に棄てることができる国、人になってしまっているのですね・・・

こういった事を知って私たち自身の生き方を変えることが何より大切ではないでしょうか。

安全性は?

また、この昆虫食ですが、食べるに当たって危険性があるとも言われていますね。

私達日本人は基本的に昆虫は食べませんよね(イナゴくらいでしょうか?私が知らないだけかも知れませんが)。

過去の事を考えると、メリットばかりが強調されて後に被害が出てきたり(公害問題や今回のワクチンもですね)ということもあるので、私は安易に大丈夫とは思わないし、手を出すことも控えるつもりです。

ですが、何よりも大切なことは、私達日本人一人ひとりが食や農に対する意識を見直すことだと思います。

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