ブログ

年々良くなって行く 浜松で自然農

2023年07月07日

草や色んな生き物と一緒に育つ畑では、少しずつ夏野菜も採れ始めています!

プチトマトが赤くなっていたので初収穫。

Tちゃんも大喜び(^^)

それを見てる僕も嬉しいです!

昨年は立てたばかりの畝で栽培したところ、トマトの樹勢が弱くて枯れて行きそうな感じでした。

でも今年は昨年より明らかに元気!

昨年は、赤くなって収穫!と思ったら虫に食べられていた中玉トマトも、今のところ順調に育っています。

左は「万願寺とうがらし」です。

昨年まではピーマンでしたが、こっちの方が良いな~と思って今年から始めました。

まだ木は小さいので実は大きくなる前に収穫です。

それでも昨年のピーマンと比べたら生長は良いですね(^^)

右は枝豆です。

昨年は雨不足もあってか、残念ながら実が膨らみませんでした。

ですが、今年は鞘が膨らんでいます!

開花期に水分が必要だそうですが、今年はそれなりに雨が降ってくれていますからね~(^^)

あと、枝豆の畝は自然農3年目で土の状態も良くなりつつあります。

草を生やして根はなるべく抜かないようにして、など・・・土壌が空気や水分を保ちやすい団粒構造になって来ているのも影響あるのかな~なんて思います。

過去の命の積み重ねが生かしてくれる

一般的には、草は生やさない、草に栄養が吸い取られる、などと言われます。

また虫も害虫扱いされますね。

確かに、その部分も無いことはないと思います。

でも、本当にそういったマイナスの要素しかないのでしょうか?

草も虫も生かし合っている(時には殺したり抜いたりします)多様性の畑では、沢山の命の営みが行われます。

命が生まれて死んでの繰り返しが行われ、それが土中や土の表面で枯れたり死んだりして次の命の糧(栄養)になるんですね。

他にも大地の再生で土中の通気改善もしています。

空気を入れることで土が緩むからです。

こういった命の巡りを壊さないようにすることや人間が壊してきた循環を再生させることで、環境は改善して行くんですね。

他の命も大切にしながら、環境改善のお手伝いをさせていただく。

そうすれば環境は年々良くなって行き、結果的に自然からの恵みを与えられる。

ということなんですね~(^^)

そういう意味では、私達が生きているのも過去があったから、と言うのは間違いありません。

そして、歴史(先人の命の積み重ね。伝統、文化、精神)を学ぶことでこそ、今を未来に向かって力強く生きれることと同じやなぁと。

自然農の田畑のような生き方をしたいものですね!

topに戻る