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フィリピンでコミュニティを学んで来たお話①

2022年08月03日

2015年の11月~12月の話ですが、フィリピンのミンダナオ島に1カ月半ほど滞在してきたんです。

きっかけは2014年にミンダナオ島に連れて行ってもらった時に知り合ったフィリピン人のRくんに、

「シュウジさん、コミュニティを学びに来い!」

と言われたことにありました。

Rくんは日本人の奥さんが居て日本にも来ているので、もしかして今の日本はコミュニティが崩壊(?)しているのを感じて、それで私に言ってくれたのかも知れません。

ミンダナオ島のダバオ空港から何時間もかけてRくんの村に着きました。

村はかなりの田舎で、電気は通っていますが上下水道はありません。

道も舗装はされておらず、砂利道でした。

大きな田んぼがあって、みなさんの殆どがファーマーのようでした。

その日から村の人と同じように生活させてもらうことになりました。

その時に体験した、とても良い学びになったことを挙げて行きたいと思います。

他人と自分の垣根が低い

就寝はRくんのおばあちゃんの家なのですが、日中はRくんの家に居ました。

山にバナナを採りに行ったり、川に魚を獲りに行ったり。

鳥をしめることもさせてもらいました。

生活が自給自足なので、ご飯の食料は食べる前に獲りに行きます。

家に帰って調理して食べるのですが、ふらっと近くに住んでる若者が入って来て一緒に食べたりってことがよくありました。

今の日本で急にふらっと入って来て人の家でご飯食べるって、あまりないのではないかと思うんです。

勿論、赤の他人ではないからそういうことも出来るのでしょうけど、逆に言えばそれだけ普段から密に関わっている証拠なんやろうなぁと思いました。

他にも他人と自分との境界線が良い意味でハッキリしていない、という場面に出会いました。

人との繋がりがあるからこそできることなんだろうなぁと思ったりしました。

マンパワーの凄さ

Rくんの家のトイレを作るというプロジェクトがあったんです。

その時も凄さを感じました。

2メートル四方で3メートル以上はある深さの穴を地面に空けたんです。

最初それをやると聞いて、そんなの出来るのかな?なんて思いましたが、気づけば1日半で出来たのです!

その時は仲間が集まって(5、6人)みんなで協力しながらやりました。

人が居るので休憩も出来ましたしね。

日本だったら重機もお金もあるから一人でも出来るし、それは良い事ですけど、人が集まって協力するってのはやっぱり凄いな!と思いました。

話し合い

良かったことはまだあります。

それは毎晩のように仲間で集まっていたということです。

これも楽しかったですね♪

話の内容は色々なんでしょうけど、印象に残っているのは話し合いの質と言うか、カタチというか。

それは、

人を責めるのではなく、問題を解決しようとする話し合いでした。

ある時Rくんの友人が仕事を失ってしまったのです。

何か問題?を起こしたようでした。

その時の周り(Rくん?)の対応が、

「ではどうやって彼(友人)に仕事を作るか?」

だけでした。

これも凄いなと思いました。

そうなってしまったことを責めるのではなく、あくまでも前向きに、問題を解決する方向でみんなで話し合う。

失礼ですが、日本だと責任問題として責められたり、非難されたりってなってしまうような気がします。

勿論、現地に住めば良い事だけでなく色んな問題もあると思いますし、そういうことも聞きました。

それでも、所謂「先進国」と言われてきた私達日本人が忘れてしまったようなことを彼らは持っているような気がしました。

時代は明らかに変わって来ていますから、今一度価値観を見直す時に来ているのではないでしょうか?

他にも良かったと思うことがありますので、次回に載せます。

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