ここでは私自身が病気を治すために取り組んだ西式甲田療法について書きます。
これは故・甲田光雄先生がご自分の病気を克服された経験を元に考えられた治療法です。
甲田先生は若い時に病気になり、現代医学のお医者さんから見放されました。
甲田先生は肝臓が悪かった(十二指腸や大腸も)ようですが、「肝臓病は食べて栄養をつける」という現代医学の常識通りにやっても良くならず、そんな時に西式健康法の断食療法に出会ったそうです。
そして断食を繰り返して行くと今まであった病気が徐々によくなり健康体になれたと言うのです。
そういった経験を元に、西洋医学のお医者さんでありながら、クスリを一切使わない、注射も打たない治療で多くの難病患者さんを助けて来られました。
常識を捨てる
甲田先生も本の中で書かれていますが、「常識を捨てる」こと。これがとても大切だと感じています。
例えそれが時代の主流で多くの人が支持しているとしても、大切なのは現実であり結果です。
結果が出ないことを妄信的にやるより、思い切って常識を捨てて良い結果を得られるならその方が良いのではないでしょうか?
いえ。その常識がそもそも間違っているかも知れません。
甲田療法が全て正しいと言えませんが、現代医学で一向に良くならない体験をされている方はこういう治療を取り入れてみるのも一つだと思って書かせていただいています。
・朝食抜きの1日2食、断食
・生で野菜を食べる
・出すことを重要視する
・マイナス栄養
こういったことはこの10年ほどでだいぶ言われるようになって来てはいますが、まだまだ多くの人達からすると変わったことのように思えるかも知れません。
ですが、私自身、これらを実践して長年辞められなかったステロイドを断つことが出来ました。
何より、それで多くの難病患者さんが救われて来たというのですから。
良く考えると、甲田光雄先生もその師匠の西勝造先生も、若い時に病気で身体が弱かった方です。その方々が実践して良くなったというその事実こそが大切ではないでしょうか。
こういった先人の知恵・経験・努力を無駄にしてはいけないのだと思います。
西式甲田療法は私の治療活動の原点にもなっているものなので、ここで載せることにしました。
今の時代だからこそ、必要な方に知ってもらえたらと思います。