これまでにも戦後、ガンや難病と言った病気が増えていることは記事にしました。
それには、
食事の欧米化や過食
農薬、添加物
クスリの使い過ぎ
精神面(考え方、心)
運動不足
など様々な要因が挙げられると思います。
ここで紹介する「食品と暮らしの安全基金」小若順一さんは、今の日本人は栄養が足りていないために病気が増えていると言うのです。
それが「新型栄養失調」で、ミネラル不足です。
小若さんらの調査では、コンビニ弁当、持ち帰り弁当、冷凍などの食品のミネラルを検査したところ、カルシウム、マグネシウム、鉄の主要なミネラルが酷く不足していて、亜鉛と銅も多くの食品で不足していることが分かったようです。
また、厚生労働省の食事摂取基準に現在の食事実態を当て嵌めると、何千万人もの人がミネラル不足で新型栄養失調にかかって心身を損ねている可能性があるとも言っています。
ミネラルの代表と言えば塩ですが、高血圧の原因が塩分という情報が定説になり、未だに「減塩」という流れもあります。
ミネラルは人体の組織を構成したり、神経伝達など人体の調整系に作用する働きがあったりすると言われています。
栄養素が不足する危険性も考えて、なるべく日々の食べ物や調味料などは質に気を付けたいものです。
便利な時代になってはいますが、物事には両面あると知ってバランスよく生きて行きたいですね。