今年の梅雨は最初に雨が降ったけど、その後は本当に振らなかったですね。
流石に畑も干上がってきて野菜たちも1割くらいは枯れてしまいました。
残っている野菜たちも、今にも枯れそうでヤバかったです、、、
草を生やしながらやってると土が乾燥しにくかったり保水してくれたり、朝露で濡れたりというのもあって、基本的には水遣りは必要無いんですが、この時ばかりは全体に沢山撒きましたよ、、、
(そう言えば、昨年も一度撒きました)
で、8月に入って、台風の影響もあってようやく降ってくれましたね。
近年の雨の降り方はちょっと変ですし(?)、被害のことを考えると複雑な気持ちですが。
それでも、「雨降れ〜!」と毎日祈るような気持ちでした、、、
危機を乗り越えて元気に!
雨が降ってくれたお陰で、畑の野菜たちは見事に復活してくれました!
水分に飢えていたからか、雨が降ってとても喜んでいるようです。
下手したらみんな死んでまうんちゃうかなぁと思うくらい大変そうやったんで、僕も嬉しいです(^^)
ほんと、、、今回もみんなの凄さに学ばせていただきました!
畑が表現していることは
2018年に浜松に来て、富塚で畑を借りたんです。
3月に畝立てして草を生やし始めて。
色んな草を生やそうとしていた矢先の5月に暑い時期があって。
生えてほしいなと思う「優しい草」が枯れてしまうってことがあったんですね。
こんなことはそれまで田畑をやって来てなかったことで、ちょっとビックリしました。
春野の友達にそのことを話したら、「今の世の中を表してるね」と言ってましたね。
その友達が言ってることと同じかは分かりませんが、僕はその優しい草が枯れて行く姿を見て、「弱い者が生きにくい時代になって来ている」という様に感じました。
草の畑が教えてくれるのですが、弱目の優しそうな草が生えていると野菜も育ちやすいんです。
強い草には大人しくなってもらうと、その間に弱い草が生えて来くるんです。
例えば極端な話、セイタカアワダチソウだらけのところって、野菜は育ちにくいですよね。
それは例えるなら、力のある者が弱者を押さえつけているような「支配」の世界です。
逆にちょっと弱そうやけど優しそうな草が生えていると多様性があって、強い者が縁の下の力持ちになってるような上も下もない、循環、調和の世界というイメージです。
体験から言っても、その時は野菜が育ちやすいです。
僕は畑でも世の中でも後者の方を目指しているのですが、5年前に畑で起こった現象は前者の方でした。
ちょっと気を付けないといけない感じですね・・・
畑のことに話を戻しますが、やはり多様性の世界を築いて、外からの色んな刺激から柔軟に守れるような環境を作って行く必要があります。
同時に、これからの世の中をどう生きるか?を、考えさせられます。