ここでは私自身が病気を克服する過程で気づいたこと、取り組んだことについて載せています。
これまで、食べ物の質や量、目標を持つこと、自分で治す意識を持つこと、について書いてきました。
今回は、「理解すること」についてです。
行動と同時に、考えながら、理解しながら
私は当時は他の事、治療法は知りませんでしたし、断食や少食に出会って感覚的にこれで治る!と思いました。
だから直ぐに取り組んだのですが、やって行くと色んな問題にぶつかりました。
それで、勉強の必要性を感じて、自分がやっていることに対する理解を深めて行きました。
物事に取り組む時、言われたこと、書いてあることをやってみるのも大切ではありますが、いつまでもただその通りにすれば良いというものでもありません。
何故そうなのか?どういった意味があるのか?などの理解をすることも必要だと考えています。
理解がないと、何か問題が起こった時にただ不安になって慌てたり、同じことをただやり続けて最悪、逆効果になることもあるからです。
心の備えが大切
そういうわけで、私も当時は見切り発車で取り組んでいて不安が出てきたので、とにかく甲田光雄先生の本を読み漁ることにしました。
やっている事の意味を理解したり、治療の過程で起こりえる反応を知っておいたり、他の人の症例を参考にしたり。
そうして学んで行くことで、心の準備も整って行ったのです。
それも継続できる一因だったように思います。
自分は今こうしているから、この先こういったことが起こるかも知れないな。
この人はこうなっているから、自分にもそういう変化があるかも知れないな。
今起きていることは、こういう身体の反応かも知れないな。
など。
行動は絶対的に必要ですが、我武者羅や理解なくやるより、一つひとつ理解しながら丁寧に取り組むと心も安定しやすくなり、良い結果に繋がりやすくなるかも知れませんね。