ここでは私の病気の体験とどういう事に取り組んで良くなって行ったかを、
①振り返ることで自分自身の整理をする。
②探し求めている人の参考になったら。
という2つの意味で書いて行こうと思います。
魔法のクスリ
私は小さい頃から少し肘や膝関節の裏側に湿疹が出ていたようです。
偶然(?)父が医師だったので、良かれと思ってでしょう、
私にステロイドを塗ってくれていたのです。
私が物心ついた頃には塗っていました。
当時、ステロイドは「魔法のクスリ」ともてはやされていたようです。
実際、ステロイドを塗ると、症状は消えて無くなるのです。
効き目が無くなって強いクスリに
ですが、徐々にクスリが強くなって行くのです。
効き目が悪くなって行くのです。
症状も肘の内側や膝裏だけでなく、首や顔に広がって行ったように思います。
中学生の時には顔に塗りたくっていたのを覚えています。
最初は中程度の「キンダベート」を使っていました。
それが強力な「フルコート」になり。
高校生の時はそれでも効かなくなって、かなり強力な「マイザー」を
頭、顔、首、腕や足の関節に塗らないと症状が抑えられなくなり、
最終的にはそれでも効かなくなり酷い痒みで掻きむしるので、
浸出液や血が出るのもあってお化けのような状態になってしまったのでした。
この時はもう本当に生きた心地がせず、毎日「死にたい。死にたい」
と思っていました。
どうしたら良いかも全く分からない暗闇を彷徨っている感じでした。
朝起きたら皮膚がパジャマに張り付いていて、服に着替えるのもきつかったですね。
学校は好きではありませんでしたが、それに関係なく精神的にも病んでいたので、
ベッドに1日中寝ている時もありました。
クスリが無くなってくると、精神的にも落ち着かなくなって来て、
クスリが手に入ると安心すると言う、依存症のようにもなっていました。
眼に異変が起こる
そんな高校2年生の冬に、眼の見え方おかしいことに気づきました。
文字を見ると、いつも歪んで見えるのです。
また、常に霧(煙?)の中に居るように見えるのです。
「これはおかしいな」と思って眼科に行くと、
両眼の白内障と右眼の網膜剥離と診断され、即入院となったのです。
次回は「心と身体の関係」を載せます。
宜しくお願いします。
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