ここでは高血圧症と血圧降下剤について紹介します。
木村もりよさん(医師)と和田秀樹さん(精神科医)のYOUTUBチャンネルです。
現代の日本では、血圧が高いのは良くないと言われていて、血圧に関係すると言われている(?)塩を減らす流れや、降圧剤を飲むことが常識(?)になっています。
こちらも参考に 塩分控えめの間違い? 【自然医学】森下敬一先生
脳卒中とは?
脳卒中とは、脳血管に障害が起こる病気(脳血管障害)の総称ことをいい、
・脳出血・・・脳血管が破れる
・脳梗塞・・・脳血管が詰まる
・くも膜下出血
に分けられます。
この動画でもお話されているように、脳卒中(脳出血)が昭和25、26年くらいに結核を抜いて死因の1位になって恐れられる病気になりました。
そして血圧が高いから脳の血管が破れるということで、血圧下げるために減塩運動が起こり、また血圧降下剤を飲むようになったということです。
※血圧降下剤セルピンは副作用が強く、うつになって秋田県などで自殺が増えた
現在は脳出血より脳梗塞の方が多い
1981年に死因の1位がガンになり、脳卒中(脳血管疾患)自体は減少傾向にあります(下図左)。
また脳卒中のうちの死亡の割合も、脳梗塞の方が高くなっています(下図右)。
脳疾患別死亡率推移 http://innoshima-hospital.jp/2008/02/01/shitsubyou_007/からお借りしました
これは、昔は栄養状態が悪く”血管が脆かった”ために脳出血が多かった。
(血管を丈夫にするにはタンパク質とコレステロールが必要)
現在は栄養状態が良くなり血管が丈夫になってるので、簡単に破れなくなったようです。
血圧を下げる危険性
脳梗塞は血管が詰まる病気ですから、血液がドロドロしていたり血圧が低すぎると起きやすくなります。
歳を取ると誰でも動脈硬化があって血管の壁が厚くなるので、血圧が高めでないと脳に血液(酸素)が行かなくなると言うのです。
だが、国際的な流れでは血圧は130まで下げろとなっているようです。
日本は血圧は昔は年齢+90まで大丈夫だったのが、徐々に下げられていますね。
基準が下がったために高血圧症になったと言う方も居ますね。
年齢と共に血圧は上がるもの
この動画でも言われていますが、血圧を上げる一番の因子は加齢で血圧が上がるのは自然現象といういことです。
そういった、合併症のない年齢だけによる高血圧を病気として扱って良いのか?とも言われています。
自分の健康は自分で守ろう
現代医療はビジネスになっています。
血圧降下剤の市場は1兆円とも言われています。
本当に必要な時はともかく、安易にクスリに頼る生き方は要注意です。
健康に生きるためにも、学んで日々の生活習慣から変えて行きましょう。