今回は、慢性疲労症候群や難病の方々を診て来て、気づいた共通点を書いて行きます。
以前の記事
触るからこそ分かること
私は痛みや痺れだけでなく、所謂「難病」と言われる患者さんにも向き合って来ました。
そう言った中で病気の人達の共通点に気づきました。
これは身体に触って分かることなのですが、
●筋肉の質が硬いと言うこと
●内臓や血管(腹大動脈)が硬い、脈の打ち方が静か
性格的には、
●性格が大人しい、優しい、真面目、頑張り屋さん、繊細な心を持っている、
自分を低く観ている(自己肯定感)、気を遣い過ぎる
などの傾向があるように思います。
上の2つは身体のことで、3つ目は心のことです。
ですが、頑張り過ぎたり、気を遣い過ぎたり、考え過ぎたりすると
緊張状態になりますので(交感神経過多)身体は緊張して筋肉は硬くなります。
また敏感体質の人も色んな事に過敏に反応するので身体に影響しているように思います。
例えばHSP(Highly Sensitive person)の人などは、人と自分の境界線がハッキリしてないので
周りの影響を受けやすいということもあります。
ですから、身体が硬いのも実は持って生まれた性質?性格的なモノが
影響しているのかも知れません。
持って生まれた性格も人によって違いますから、自分の当たり前も他の人と比べたら
緊張している状態なのかも知れません。
身体が元々弱い(骨格筋・内臓筋の質が悪い)くて辛いから、
それにつられて性格も落ち込み気味になってしまうかも知れません。
心が先か身体が先かは分かりません。
ですが、どちらにしろ心と身体は密接に繋がっているし、今の世の中、医学では
その関係がまだまだ重要視されていないのが現状だと思います。

心と身体を観る治療が必要
もっともっと心と身体の関係が分かれば、例えば慢性疲労症候群のように
病気でも何ともないように見えるけど本当は辛い思いをしてる人のことを、
理解しようと思える世の中になるのかも知れません。
同時に病気の人も、自分の性格や思考が身体に影響しているという考えが持てたら、意識して対策をたてることが出来るかも知れません。
また身体に触る医学になって行けば(パソコンやデータだけを見るのではなく)、
繊細に身体のことが分かる治療家や医療従事者が増えたら、
理解されずに苦しむ人も減るのではないかと思います。
●身体に触れること
●心を観ること
この2つはこれからの医療に必要なことだと思います。
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